「今日は遊女の日?」
そう聞こえた。会社のヘルプデスク担当の方の一言。
でもここは職場だ。そう言ったわけじゃないだろう。
遊女という単語が出てくるのがおかしい。
それほど込み入った話をする仲でもないのだから。
というところから考察が始まった。
■情報取得
「今日は遊女の日」と聞こえた。
>耳に入ってきた音を
頭の中にある一番近い単語に置き換えたときにこうなった。
(きょう・は・ゆう・じょ・の・ひ)
⇒これは文脈的に変だぞ(違和感)
■推測
・「○○の日」という言い方は、「○○がある日」か?
>そういえば以前、「チーズの日」というのは、
近所のチーズ卸問屋さんのガレージセールがある日、だったな。
そういうことがあった。
・音は?音。
遊女(ゆうじょ)
りゅう?じゅ?
>「りゅうじゅの日」龍樹?竜珠?りゅーじゅ?リュージュ(あっ!)
⇒ソリみたいなので、ひとり乗りとかふたり乗りとかあるアレか!
■仮説・検証
「リュージュの日」とおいてみる。
>今はバンクーバー五輪やってるじゃないか。
>オリンピックの話とかなら、「世間一般」の話題としてあげやすい。
■結論
「今日はリュージュの日?」
げふー。
人間って、こういうことを瞬時に考えながら、
シナプスの分岐点を、すごい早さで行ったり戻ったりして
他人とコミュニケーションをとってるんだ。
ただ、こうやって導き出しても、
本当に「遊女」だったりするので、油断はならないんだがー。
(その場合は情報収集からやり直し)
やりとりの奥の処理のどこに
楽しいと感じたり、負担だと感じたりしているかで
「この人との会話が楽しい」という“印象”につながるのかもしれない。
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