読んだ本の数:9冊
読んだページ数:1582ページ

ビールとは何か?という問いの答えを探して疾走するムトー。偏見は徹底的にその対象について知ることでしか克服できないのだ。 地ビール各社のロゴをふんだんに使ったパレードは、それが広告のためではなく、作者の情熱の表れだということが綿密に描き込まれた絵から伝わってくる。泣いた。
読了日:01月07日 著者:石川 雅之

『広告批評』(2009年4月号で休刊)に掲載した時評。橋本治を初めて読んだが、日々の出来事を「まとめて考える」か「保留にする」か、ということをとてもうまく使い分ける人だなと思った。自分の世界に関係することを徹底して考えて、その経緯を丁寧に書いてくれるのでなるほどと思ってしまう。世代の違いが断絶を生むのではないんだな。 既刊を遡って読んでみたい。
読了日:01月14日 著者:橋本 治

これまでずっと、佐々木倫子を「ささきりんこ」と読んでしまっていた件(間違えてた。。) 空海の乗ったことのない電車への回想シーンがおかしい。
読了日:01月14日 著者:佐々木 倫子,綾辻 行人

昴やミンミンに、しなければならない「天命」と言えるようなものに突き動かされる人の姿を投影して描いてくれるのが愉しい。「異様なテンション」を保てるということが、自分探しのような、自ら作り上げた自分に基づいて動くこととの違いなんだろうな。
読了日:01月16日 著者:曽田 正人

シューズを渡す2年の先輩の男意気。現実はそんなに甘くはないのだろうが、登場人物に悪者を出さずに、ただ坂道の成長を見せてくれるのは楽しい。 それにしても自転車乗りたくなるな。
読了日:01月16日 著者:渡辺 航

白鳥の湖の黒鳥を踊る昴。マンガを読んでこんなにハラハラさせられた「あと2分」は初めてかもしれない。
読了日:01月17日 著者:曽田 正人

物語が激しく、静かに動くのはとても日本映画的だと思った。ハキムの筋の通し方がカッコイイ。あと、貴族の食べる料理がとてもうまそうだ。
読了日:01月20日 著者:森 薫

「ビールって、日本の大手のだけじゃないんだぞ」が趣旨。広く、平たく書いてあってためになる。あとはとにかく飲んでみ、という感じ。 筆者の名前がついたビール(@常陸野ネスト)がちょくちょく出てくるのはご愛嬌か。
読了日:01月26日 著者:藤原 ヒロユキ

御堂筋って人間じゃなかったのか(笑)と思わせるほどのアクの強さ。まずはスプリンターたちの勝負。これからのレースが楽しみですよ。
読了日:01月31日 著者:渡辺 航
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