2013年5月4日土曜日

【読書メーター】2013年4月

2013年4月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:2189ページ
ナイス数:45ナイス

風雲児たち (11) (SPコミックス)風雲児たち (11) (SPコミックス)感想
解任に向かう松平定信。大黒屋光太夫が女帝エカチェリーナに謁見。この巻はロシアと日本を中心に、時代背景をじっくり描いた感じ。シベリア横断のソリはすごいな。
読了日:4月29日 著者:みなもと 太郎
うさぎドロップ 5 (5) (Feelコミックス)うさぎドロップ 5 (5) (Feelコミックス)感想
子供苦手なダイキチが「保護者」という役割を演じてきた10年間、りん(達)に注いだ愛情。それ自体フィクションなんだけど、真っ直ぐに育った子どもたちを見るのもこのマンガの醍醐味。コウキの働くことへのスタンスが至極まっとうで眩しすぎる。コウキ母ちゃん「ばかむすこー」笑った。
読了日:4月29日 著者:宇仁田 ゆみ
昭和元禄落語心中(1) (KCx ITAN)昭和元禄落語心中(1) (KCx ITAN)感想
最初はオノナツメっぽいかなと思ったけど、落語がしっかり描けててとても良かった。助六を演じる八雲師匠。現実と演じる世界を行き交うのがスムーズで、落語とマンガは相性がいいなと感じる。 小夏に感情移入できると、話を楽しめるスイッチがパチッと入る。
読了日:4月29日 著者:雲田 はるこ
風雲児たち (10) (SPコミックス)風雲児たち (10) (SPコミックス)感想
光太夫はほんっと記録魔だったのだろう。ありがたい。禁欲主義は為政者に都合よく働きやすいということ。天下の鬼平もここでは松平定信の手先だなあ。政治の立てなおしも周辺国の変化を無視しては害悪となると。他国と前向きに接触する機会が、ただ遅れていくのを見るのは辛い。
読了日:4月21日 著者:みなもと 太郎
風雲児たち (9) (SPコミックス)風雲児たち (9) (SPコミックス)感想
最上徳内、大黒屋光太夫。世界に触れて、考えた人たちの話は愉しい。田沼意次もそうだけど、歴史観を持つ上でのマイルストーンになる人らを見事に提供するマンガだなと思う。司馬遼太郎の小説を読むのに似てる。娯楽性高いものなら池波正太郎。
読了日:4月21日 著者:みなもと 太郎
鈴木先生外典 (アクションコミックス)鈴木先生外典 (アクションコミックス)感想
梨本(ナッシー)が主役を張るなんて…/クラス会の話は印象に残る。「わだかまりが…記憶を封印してしまってたってことか…」人間は起こったことすべて記憶しているんだと思う。ただ、不要と思った気持ちがそれを思い出させない。
読了日:4月21日 著者:武富 健治
鈴木先生(11) (アクションコミックス)鈴木先生(11) (アクションコミックス)感想
犯罪に堕ちていく心理状況。岸さんの葛藤。うまくいかない演劇部員たち。詳細な心理描写はさすが。鈴木先生の話のすり替えは、すでに神の域に達しているけど、酢豚への対処さえ試行錯誤だった時代が懐かしいな。
読了日:4月21日 著者:武富 健治
鈴木先生(10)ーアクションコミックス鈴木先生(10)ーアクションコミックス感想
主役級の働きを見せていた神田マリはここらでひと休みか。もうほぼ演劇マンガ。演じることを突き詰めた舞台は観る方にとっても苦しい。というのは、ガラスの仮面や昴なんかにも通じる考え方かな。/全体を通して鈴木先生の狼狽が足りない。
読了日:4月14日 著者:武富 健治
鈴木先生 9 (アクションコミックス)鈴木先生 9 (アクションコミックス)感想
ドクターキリコ西、大活躍。名もない生徒一人ひとりの様々な反応。選挙というシステムが持つ欠陥を、考えないことの理由にしてはいかんな。話に織り込まれた南條の純粋な思いがまぶしい。/インパクトのインフレのために、足子先生があんなことに…(;_;)
読了日:4月14日 著者:武富 健治
沈夫人の料理店 2 (ビッグコミックス)沈夫人の料理店 2 (ビッグコミックス)感想
「なんか今、料理の作らせ時だったから。」笑った笑った。玉潔と李三と沈夫人のやり取りは人間社会の縮図だな。2巻で完結なのが至極残念。
読了日:4月6日 著者:深巳琳子
3月のライオン 8 (ジェッツコミックス)3月のライオン 8 (ジェッツコミックス)感想
淡々と最善手を指すことがどれほど難しいか。心を折らずに。/ 音のない宗谷と、戦い続ける柳原棋匠。羽海野チカのマンガはお年寄りも愉しめる気がする。【今巻のメモ】半熟玉子、圧力鍋(何のマンガだ
読了日:4月6日 著者:羽海野 チカ
鈴木先生 8 (アクションコミックス)鈴木先生 8 (アクションコミックス)感想
暴力の定義。相手とのディスコミュニケーションは、すでに暴力そのものであるということか。 神田マリのにおいたつような怒りと、平良のわざとらしい可愛さが成立するマンガの腕力はすごいね。西の件は引っ張りすぎだと思うけどどうだろう。
読了日:4月6日 著者:武富 健治
鈴木先生(7) (アクションコミックス)鈴木先生(7) (アクションコミックス)感想
鈴木裁判のところは二度は読めない。こっ恥ずかしい。ちょっとひと山越えた感。メガネの石垣先生がなにげに良いタイミングで台詞吐いてる。
読了日:4月6日 著者:武富 健治
孤独のグルメ 【新装版】孤独のグルメ 【新装版】感想
入院の回ようやく読めた。病院食とは裏腹に、絵に力入ってるなあ。巻末鼎談「ハードボイルドグルメ」笑った。
読了日:4月6日 著者:久住 昌之
伝わるWeb文章デザイン100の鉄則伝わるWeb文章デザイン100の鉄則感想
脚本的な中身じゃなくて、文を書く上での基本的なことでした。/もうWebで仕事してる人とかには既知のことなのだろうなと思う。入り口に立つ人にとっては、各一項目ずつしっかりと言及していると思うのでハラオチ感があります。まさに、誰に向けて書かれているかということだなと。
読了日:4月6日 著者:益子 貴寛

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