2013年1月1日火曜日

【読書メーター】2012年12月

随分記録していないものがあるけど。


2012年12月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1316ページ
ナイス数:47ナイス

他人の家 1 (ビッグコミックス)他人の家 1 (ビッグコミックス)感想
どんな人とも分かり合えると思い込む人達。そのアプローチに苦悩する主人公。同じ屋根の下で生活する姿はまるで社会心理学の実験のよう。よくこのテーマで描き通したなと。まったくこの作者が「沈夫人の料理人」を描いたのは正解だと思う。
読了日:12月16日 著者:深巳 琳子
REAL 12 (ヤングジャンプコミックス)REAL 12 (ヤングジャンプコミックス)感想
溢れんばかりの希望。登場人物の層が厚すぎて紙幅が足りない感じ。前巻大活躍の野宮もしばらく忘れてたしねえ。再登場は笑った。餃子。
読了日:12月11日 著者:井上 雄彦
ゲーム屋が行く!―デジタルオタク業界で生き残る道ゲーム屋が行く!―デジタルオタク業界で生き残る道感想
2005年発行。他職種の人へのインタビューが面白かった。ヨタ話で書いてた、ゲーム(チーム)プロジェクトを円滑に進めるための「もっと書け、もっと話せ、もっと知れ」は、どんな業種職種でもそうだなあと。
読了日:12月2日 著者:島国 大和
ゲーム屋のお仕事―それでもゲーム業界を目指しますか?ゲーム屋のお仕事―それでもゲーム業界を目指しますか?感想
2004年発行、語り口は軽妙だけど言ってることが切実。ゲーム業界も大変ね。「この業界終わってんねん」と、海月姫のニーシャがアパレル業界を語ったのを思い出した。/「お前はどんな企画屋になりたいんだ?」同じ職種の中でも、自分が何を専門とするのか意識しないとなあ。
読了日:12月2日 著者:島国 大和
大奥 8 (ジェッツコミックス)大奥 8 (ジェッツコミックス)感想
里芋の話に「きのう何食べた?」だと思って読み進めたら、最後は源内が出てきて「風雲児たち」のようになってたでござる。吉宗の藩主就任には謎が多いけど久通にそれを言わせるのかと。二人のクライマックスとして感慨深かった。
読了日:12月2日 著者:よしながふみ
LA QUINTA CAMERA―5番目の部屋 (IKKI COMIX)LA QUINTA CAMERA―5番目の部屋 (IKKI COMIX)感想
一緒に住むマッシモの身勝手さも許容する寛容の精神。読んでる自分が優しくなれるようでいいなあと思う反面、悪意を廃した世界は危うくてなんだか落ち着かなくもある。関係ないけどイタリア語の語感が好きだな。
読了日:12月2日 著者:オノ・ナツメ

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