2010年2月11日木曜日

3D映画『アバター』

アバターを観てきた。
いろいろと感じたことのメモ。



<基本、ネタバレなので注意>

・TOHOシネマズ日劇@有楽町にて。
 →祝日とはいえ朝イチ(9:50ー)なのに、大行列。
  ●鑑賞券買うまで10分ほど並んだ。
   ■もうすぐチケット窓口、というときに
   「ただいまより9階でも販売しまーす。そちらのほうが早いですー」
    ってそりゃないだろ。
    ⇒ところが映画館に入れば席がないわけではない。
     始まる前からドキドキさせてどうするよ
   ■この日は結局8割くらいの入り。800人くらいか。

・3D用のメガネは重くもなく軽くもなく。
 →ただ、自分はデフォルトメガネなので、メガネonメガネした。
  ●ややずれるがそこまで気にするほどではない。
   ■メガネ未経験の人とかはもしかしたら疲れるかも。

・映像はきれい。でも慣れてしまう。
 →3Dとてもきれい。確かに浮き出て見える。
 →飛び出て見える、というよりは
  遠近感がとてもリアルになる、という感じ。
  ●話題になっている字幕の見づらさはあるかも。
   見づらいというか「邪魔に感じる」という感じ。
   ■目を3Dのほうに合わせている(騙してる)のに、
    字幕は画面のある一点に固定されてる
    ⇒字幕を読む度に再度遠近感の調整。これが邪魔くさく感じる。
 →ただ、きれいな3Dにも慣れてしまい、
  だんだんありがたみが無くなる。
  ●そのためか、時折遠近感が強調される
   映像(手前を横切る浮遊物とか)が出てきたり。
   ■3Dを観てることを思い出させてくれる演出だと思われる。

・ストーリーは動機づけが不足してる。
 →話の進め方がとても強引。大衆映画だからしょうがないかな。
  ●世界中の人に観てもらうために映画を作るって大変だー。
   ■たまたま大佐がリンクシステムの
    設置場所に降りたのは、さすがに笑った。
 →アメリカ人の交渉下手って、映画が影響しているんじゃないだろか。
 →言いたいことはもののけ姫と一緒だよなー。
  ●結果をうやむやにして自然に任せるところも一緒。
 →娯楽映画としてはたまらない。
  ●ドキドキを切らさない構成。それはすげー。
   ■3時間(162分)という時間を飽きさせないぜー。
 →結局はレアメタルほしさだったのよねー。
  ●会社の事業が失敗した、程度で済むのかしら、これ。
 →アメリカ人の考え方がよくわからん。
  ●自虐ネタ?この話。

・エンドロールではものすごい数の人。
 →CGスタッフとか、現地撮影(ニュージーランド)とか。
 →こういうのを統率しちゃうんだから、
  ジェームズ・キャメロンってすごい。

・役者たちはすごいよかったように思います。よう知らんけど。
 →シガニー・ウィーバーかこいいね。
  ●そうかー『エイリアン』の人だった。
 →ヘリのパイロット役のおねいさん
 (ミッシェル・ロドリゲス)が童顔にむちむち。うわー。

・地球人に近い異形は、親しみを覚えさせるための仕組みを
 うまく利用してる。
 →人が人を好きになるときって、自分が知っているものを
  その「違うもの」に重ね合わせるからだと思ってる。
  ●昔みた何かを、その人に投影させてしまうと
   親しみを覚えてしまう:気になるということ。
   ■「地球人と遺伝子合体させたアバター」という、
    地球人ぽい体つき表情や動作を見ることで、
    異星人なのに親しみを覚えてしまう
     ⇒感情移入してしまう素地となってる。
   ■アバター(ナヴィ)と地球人が違うのは体長の大きさだよな。
    これがファンタジーを生んでるし。
     ⇒ほんとうによくできた映画だー。


というわけでとりとめなくてすみません。
でも娯楽映画として楽しいし、
3Dを使って本格的に世界中に売り出した
記念碑的な映画として、きっと残るんだろうな。

楽しい映画をありがとう。

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