2010年3月2日火曜日

[読書メーター]2010年2月まとめ

2月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:1368ページ

えの素トリビュート (KCデラックス)えの素トリビュート (KCデラックス)
『えの素』の、吉田戦車をはじめとするいろんな人からのトリビュート&抜粋集。すべてがもうストレート。ひどい。いいなあ。本編読み直したい。
読了日:02月27日 著者:榎本 俊二
コミュニケーションをデザインするための本 (電通選書)コミュニケーションをデザインするための本 (電通選書)
電通のディレクター(で、いいのかな)が手がけた広告キャンペーンが、どのように展開されたのかという事例集。進め方がとても丁寧に書かれていて、この人の思考経路を辿るように読めるのでわかりやすい。対クライアントに、対ユーザーに、コミュニケーションをすることを諦めない。なんて粘り強い人なんだろうと思う。
読了日:02月27日 著者:岸 勇希
榎本俊二のカリスマ育児 (akita essay collection)榎本俊二のカリスマ育児 (akita essay collection)
大変めんどくさい(だろう)ことも、文句もひとつ言いたくなる(だろう)ことも、ポンポンサクサク描いていく。楽しいこともこっぱずかしいことも同列。これほど少ないコマ、表現で伝わってくるのはほんとすごい。超ハイブリッド。2巻も読もう。
読了日:02月26日 著者:榎本 俊二
ハイテンション根性ERS(コンジャラーズ) (フラワーコミックス)ハイテンション根性ERS(コンジャラーズ) (フラワーコミックス)
熱いマンガ。いちおう恋愛模様を描いてるんだけど目標のハードルが低くないのでいわゆる少女マンガっぽくない。ともすれば理想論となりそうなことも、コマ割りと言葉のテンポで軽やかに描く。爽快な読後感。こんなマンガが10年以上も前にあった。
読了日:02月23日 著者:中村 かなこ
孤独のグルメ (扶桑社文庫)孤独のグルメ (扶桑社文庫)
とにかく独白。読み進めるほどにその独特なリズムに引き込まれる。そして焼肉やらカレー丼やら豆かんを、いつのまにか主人公の目線で食べている自分がいる。 お客さんの前で怒鳴るお店がなぜ居心地が悪いのか、という箇所は、食べるということへの愛情が溢れていて腹にじーんときた。
読了日:02月22日 著者:久住 昌之,谷口 ジロー
エマ (3) (Beam comix)エマ (3) (Beam comix)
ヴィルヘルム家のアイロン室の湯気、大勢の人が立ち働いている姿。当時のイギリスに関する知識を持ってない自分は、そういうところからエマの住む世界をふくらませて行く。そんな感覚を得られるのも、このマンガの好きなところ。
読了日:02月21日 著者:森 薫
攻殻機動隊1.5―HUMAN ERROR PROCESSER (KCデラックス (2453))攻殻機動隊1.5―HUMAN ERROR PROCESSER (KCデラックス (2453))
マンガ部分が少なくて(全ページの半分ほど)少し残念。1巻と同様にアニメや映画のアイディアの元となっていると思われるところが散見できて楽しい。 草薙素子の「9課も長くないかもね・・・(は、は…)」というセリフが妙に頭に残っている。。
読了日:02月10日 著者:士郎 正宗
純潔のマリア 1 (アフタヌーンKC)純潔のマリア 1 (アフタヌーンKC)
まさか天使に矛盾を指摘されるとはなあ。絶妙なバランスで物語を構成していくのはさすがもやしもんの作者。 思ったほどエロくないですが、それはこの作品の魅力を少しも削ぐものではありません(笑)
読了日:02月10日 著者:石川 雅之
広告も変わったねぇ。「ぼくと広告批評」と「広告の転形期」についてお話しします。広告も変わったねぇ。「ぼくと広告批評」と「広告の転形期」についてお話しします。
天野さんと広告業界のトップランナーたちとの対談集。正直、「ラクチンで楽しそう」というイメージがあり胡散臭さを感じていた広告業界だけれども、多くの人を動かしている話者たちの言葉に惹かれた。4マスの牙城が崩れたからといって、WEBが取って代わるわけではない。それぞれに得意な機能を発揮し始めるのだという、これからの広告の展望が読み取れる。
読了日:02月02日 著者:天野 祐吉
もやしもん 7―TALES OF AGRICULTURE (イブニングKC)もやしもん 7―TALES OF AGRICULTURE (イブニングKC)
本みりん買うぞ!本みりん買うぞ!本みりん買うぞ! 大事なことなので3回言いました。
読了日:02月01日 著者:石川 雅之
HUNTER×HUNTER NO.27 (ジャンプコミックス)HUNTER×HUNTER NO.27 (ジャンプコミックス)
「・・・まぁいろいろとそれぞれ理由はあるわな」ユピー! ハラハラする戦闘シーンが見どころと思わせておいて、しっかりと「成長」という筋で読ませる。それが想像の斜め上を行くと言われる作者の力量だよなあ。
読了日:02月01日 著者:冨樫 義博

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