2011年12月31日土曜日

海月姫の稲荷さんに捧ぐ。


東村アキコの『海月姫』が好き。
『主に泣いてます』もおもしろいけど、
こっちのほうがより少女マンガ的でわかりやすいというか。

物語の中で、やり手の女ディベロッパーとして出てくる
稲荷さんがめちゃめちゃ好き。

「絶対豊胸 夜露死苦」(3巻)なんて古さが笑うし、
パーティー会場では裏っかわを暴露したにも関わらず、
そうは問屋が卸さないの被害者になってしまう。(6巻)

じたばたしているちょっとずれた美人とか、
キャラクター設定がうまいよなあ。
(このへんは『主に〜』の泉さんにも通じるか。)


東村アキコの、「恥ずかしい」に対する分析というか、感情の発生過程を
きちんと理解した上での表現が的確ですばらしいなあ。
それも自分に置き換えた上で。経験を元にしてるから
読んでるこっちまで恥ずかしい気持ちになる。

よね、稲荷さんw


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