2012年6月1日金曜日

【読書メーター】2012年5月

5月の読書メーター
読んだ本の数:35冊
読んだページ数:7602ページ
ナイス数:52ナイス

Jドリーム 飛翔編(5) (講談社漫画文庫)Jドリーム 飛翔編(5) (講談社漫画文庫)
Jドリームって時々ラブ要素入るんだよな。懐かしい。本編とは別に、ゾラ、キエーザ、名波、岡野へのインタビューと、松永成立物語が収録されている。ドーハの悲劇はほんとなんとも言いがたい感情を思い出す。
読了日:05月31日 著者:塀内 夏子
Jドリーム 完全燃焼編(4) (講談社漫画文庫)Jドリーム 完全燃焼編(4) (講談社漫画文庫)
鷹、お疲れさまでした。
読了日:05月31日 著者:塀内 夏子
宇宙家族カールビンソン (5) (講談社漫画文庫 (あ9-5))宇宙家族カールビンソン (5) (講談社漫画文庫 (あ9-5))
コロナちゃんが夢を覚えている、というので物語に道筋があったことを思い出した。でも決して、そっちの方には話が進まないんだけど。おとうさんの作る料理の話はベタだけど笑っちゃう。間がうまいんだよなあ。
読了日:05月30日 著者:あさり よしとお
乙嫁語り 4巻 (ビームコミックス)乙嫁語り 4巻 (ビームコミックス)
レイリとライラとパリヤの回。短期集中花嫁修業は笑った&泣いた。女性がみんな明るくて元気で、それがいいんだと話すところが好き。アラル海は現状が大変なので、この豊かな海を見ているとちょっと切なくなる。
読了日:05月30日 著者:森 薫
誰も寝てはならぬ(16) (ワイドKC)誰も寝てはならぬ(16) (ワイドKC)
シモヤナギさんの姪っ子が〜。「誰寝」読んでると猫飼いたくなるしバラ育ててみたくなるよね。
読了日:05月30日 著者:サラ イネス
ヒストリエ(3) (アフタヌーンKC)ヒストリエ(3) (アフタヌーンKC)
エウメネスとカロンの関係が切ない。慟哭が物語に区切りをつける。パフラゴニアでの生活に「文化が違う」と感じても卑下した態度はとらない。まずは環境に慣れようという現実的な描かれ方が好き。 余談だけどヘカタイオスが「ドラゴン桜」の桜木に見える(胡散臭さも共通してる。笑)
読了日:05月30日 著者:岩明 均
ヒストリエ(2) (アフタヌーンKC)ヒストリエ(2) (アフタヌーンKC)
トラクスの反乱。エウメネスの変化、そして周囲の変化。人の心が「かなりあやふやで変形しやすい」というのが如実に表現されていて、通して読むとなんだか泣ける。また当時のギリシャの(アテネ植民地の)奴隷制度というものがどういうものかわかって、歴史ものを舞台にしたマンガを読む楽しみがここにあるなあと。
読了日:05月30日 著者:岩明 均
誰も寝てはならぬ(15) (ワイドKC)誰も寝てはならぬ(15) (ワイドKC)
船上の平井さんいいねえ。この巻の裏表紙裏(表3?)に書かれているコメントが好き。花見ができることは嬉しいこと。「めげずに、諦めずに」がんばっていきましょう。
読了日:05月28日 著者:サラ イネス
ヒストリエ(1) (アフタヌーンKC)ヒストリエ(1) (アフタヌーンKC)
再読。伏線であろう仕掛けがあちこちと。話が厚みを増していく。こうして単行本だからじっくり楽しめるけど、連載読んでたらやきもきしそう。
読了日:05月26日 著者:岩明 均
花もて語れ 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)花もて語れ 1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)
主人公が引っ込み思案すぎて見てらんなくてサーッと読んじゃったけど、声に出して読むっておもしろそう。併せて『朗読のススメ』読むと楽しさが増します。 ハナちゃんが読むとガラリと変わるとこなんかは北島マヤを思い出した。中毒性あるなあ。
読了日:05月25日 著者:片山 ユキオ
神の雫(17) (モーニングKC)神の雫(17) (モーニングKC)
槍ヶ岳とマッターホルンのワインをめぐる旅。独墺仏伊、各国の「世界観」の違いがおもしろかった。でも正解はNZでした、という。
読了日:05月25日 著者:亜樹 直,オキモト シュウ
神の雫(16) (モーニングKC)神の雫(16) (モーニングKC)
この話、ロベール爺さんがいなかったら成り立たないな。使徒認定できないもの。ワインサイコセラピーってちゃんとセラピーできるんだろうか?
読了日:05月25日 著者:亜樹 直,オキモト シュウ
神の雫(15) (モーニングKC)神の雫(15) (モーニングKC)
初恋、100年前のシャトー・マルゴー。ロベール爺さんが資産家ということになって、ワインミステリー。結構内容多いな。 藤枝さんは秋絵さんを得てすっかり雫のお父さん替わりだ。
読了日:05月25日 著者:亜樹 直,オキモト シュウ
まばたきとはばたきまばたきとはばたき
まばたき眼鏡、グローブジャングル。以前『デジスタ』で紹介されていたのを思い出して。自分のイメージした世界を、洗練された形で実体化する技術が高いなあ。 きっと作品に触れられたら気持ちいいんだろうけれど、その「気づき」の先に強いメッセージはあるのだろうか?
読了日:05月21日 著者:鈴木康広
東京ソトアサごはん (ブルーガイド・ムック)東京ソトアサごはん (ブルーガイド・ムック)
朝食を大事にすることは、一日を大事に過ごすことだと思う。行ってみたいのは、表参道「パンとエスプレッソと」と東京駅「初藤」。有名ホテルがビュッフェ形式なのは、時代の流れなんだろうなあと思った。
読了日:05月18日 著者:
ヌードの美術史 身体とエロスのアートの歴史、超整理 (BT BOOKS)ヌードの美術史 身体とエロスのアートの歴史、超整理 (BT BOOKS)
世の中に氾濫するエロってどこから来てるんだろう?と思ってこの本を手にとってみたんだけど、ヌードの変化を追うだけで美術の歴史の概要をつかめる気がした。 思うに、芸術は人間賛歌だからエロスとは切り離せない、ということなんだろうな。
読了日:05月17日 著者:宮下規久朗,藤原えりみ,谷川渥
フットボールネーション 2 (ビッグ コミックス)フットボールネーション 2 (ビッグ コミックス)
「あとがき」の曲軸の姿勢をしながら読んだらハムストリング痛めた(笑)この人は身体を描くのが好きなんだろうなあ。デッサンの力。 浦安大がいつの間にか生徒さんになってる。そして果てしなく続くうんちく。肩甲骨の話、日本人の「変な特徴」って言わず、そこは説明が欲しかったな。
読了日:05月14日 著者:大武 ユキ
フットボールネーション 1 脚のきれいな選手求む! (ビッグコミックス)フットボールネーション 1 脚のきれいな選手求む! (ビッグコミックス)
表紙買いしたらまさに身体の話でびっくり。個人的に目的のない筋トレは苦手なので「サッカーに必要な筋肉とは?」という視点が楽しかった。でもスペインの選手だって、筋トレ好きなのはいるだろうな(プジョルとか)。 インナーマッスルや体幹という分け方は、「筋トレ」の細分化なんだろうなと思ったり。ちょっとマーケティングぽい。
読了日:05月14日 著者:大武 ユキ
ていーあんだ 山本彩香の琉球料理ていーあんだ 山本彩香の琉球料理
食べる人を想像して、手間と暇をかけることが「おもてなし」なんだなと実感しました。タイトルの「てぃーあんだ」がまさにそれを表しているんだと。 沖縄の料理は、中国と日本から大きく影響を受けながら、島の風土が合わさって独自に変化してきたものだけれど、地域や食材が違っても、きっとおもてなしの根底にあるものは同じなんだろうな。
読了日:05月12日 著者:山本 彩香
大琉球料理帖 (とんぼの本)大琉球料理帖 (とんぼの本)
何と言っても料理の写真がきれい。表紙にもある「東道盆(とぅんだーぶん)」を見てようやく気づいた。沖縄の「オードブル」(プラスチックの平らな円形容器の料理)は、これを模したものだったのか!あまりにも普及しすぎ&内容自由すぎだ(笑) それにしても「極東ブログ」さんも書いてるけどなぜタイトルを「大」琉球にしたんだろう? http://bit.ly/LAACJ2
読了日:05月12日 著者:高木 凛
料理沖縄物語 (朝日文庫)料理沖縄物語 (朝日文庫)
「あんだんす」に「ゆし豆腐」・・・筆者の回想とともに書かれる料理の数々がとにかくおいしそう。 沖縄はかつての地上戦のために、戦前の「モノ」はほとんど残っていない。こうした筆者の記憶を頼りに書かれたこのエッセイを通して、当時の空気に触れられたようで、なんだか嬉しかった。そしてお腹が鳴った。
読了日:05月12日 著者:古波蔵 保好
コラソン サッカー魂(2) (ヤングマガジンコミックス)コラソン サッカー魂(2) (ヤングマガジンコミックス)
南米と東ドイツの匂い。肉体のぶつかるゴツゴツした感じ。塀内夏子節だよねえ。「フェア」の意味を履き違えるな、ということだろう。存在意義を賭けた戦いである、と。 開放骨折のくだりはエドゥアルドを思い出して泣ける。しかしサウジってほんとどうしちゃったんだろうね。今度の最終予選にも出ない。
読了日:05月10日 著者:塀内 夏子
神の雫(14) (モーニングKC)神の雫(14) (モーニングKC)
「登美の丘」きたー。ワイナリー行きたい。「初恋」をめぐる逸話が同時進行で、頭ん中の整理が割と大変。これ雫が負けたら真壁先生の立場がないんじゃ?痛み分けのにおい。 関係ないけど、雫の「元営業」という肩書きはいろいろ便利だよなあ。主人公の立ち位置として、とても自然に冒険させられる。
読了日:05月09日 著者:亜樹 直,オキモト シュウ
神の雫(13) (モーニングKC)神の雫(13) (モーニングKC)
うんちくが多いのは仕方ない。でも語らせるなら女性のほうがいいよね。 韓国編は無理矢理ねじ伏せた感じ。ミヒちゃんがいじらしい。
読了日:05月09日 著者:亜樹 直,オキモト シュウ
ガラスの仮面 48 (花とゆめCOMICS)ガラスの仮面 48 (花とゆめCOMICS)
ほらもー紫織さんガー…。 亜弓さんがついに暗闇で演技し始めた。役柄と状況を考え詰めることは、自分を「演出」するということなんだな(小野寺先生が仕事してない。) 桜小路くんが演技的に自立したかと思ったらまだまだの様子。
読了日:05月09日 著者:美内すずえ
ガラスの仮面 47 (花とゆめCOMICS)ガラスの仮面 47 (花とゆめCOMICS)
スマホ出てきた!(ちゃかすな。) クルーズ船の甲板でのシーンはロマンチックだ。初めて色恋に決意が出てきて、お互いの呼吸を感じられるよう。47巻かけてここまで来たんだなあ。しかし黒紫織さんは怖いからね、どうなることやら。
読了日:05月09日 著者:美内すずえ
ガラスの仮面 46 (花とゆめCOMICS)ガラスの仮面 46 (花とゆめCOMICS)
「わたくし紫のバラが大嫌い…!」きたー。ひたすら舞台稽古だけど、それだけ『紅天女』の脚本ができている、ということなんだろうな(すごい)。 ファミレス、都庁、オブジェを使った稽古。久しぶりに黒沼先生が仕事した。 亜弓さんの稽古どっかで見たなあと思ったら、ヘレン・ケラーの時に似てるのか。マヤがやってきた役割を亜弓さんがやってて、それはそれでおもしろい。
読了日:05月08日 著者:美内 すずえ
ひまわりっ ~健一レジェンド~(2) (モーニングKC)ひまわりっ ~健一レジェンド~(2) (モーニングKC)
アキコがマンガ家になるという目標を得て、話に筋が通った感じ。すっかり副主任とエビちゃんとの寸劇コメディ。お父さんがいろいろ非常識すぎて、現実とフィクションとの境目がわからんくなるw 色恋に鈍いのはアキコ本人という設定かー。話が長くなりそうだー
読了日:05月08日 著者:東村 アキコ
美貌の果実 (白泉社文庫)美貌の果実 (白泉社文庫)
川原泉の描くシンデレラストーリーが好きだ。どちらかに(あるいはどちらにも)どうしようもない事情があって、けれどもそれを一切悲観してない。「好き」という感情には左右されず、それぞれに誇りが感じられて、読んでいて前向きになれる。 『愚者の楽園』の麻子さんの、結論が飛躍するところが大好き。人には動機が必要だもんね。
読了日:05月08日 著者:川原 泉
ネムルバカ (リュウコミックス)ネムルバカ (リュウコミックス)
全体を通してフワフワとした浮遊感。モラトリアムを描いたマンガのお手本のような感じ。 ちゃんとフラれることは大事なこと。相手から拒否されるかもしれないことを、勇気を出して区切りをつける。それを自分の将来・目標にリンクさせるのはうまいなぁと。 あと「萌えナビ」は発明だと思うw
読了日:05月08日 著者:石黒 正数
ローマ人の物語〈26〉賢帝の世紀〈下〉 (新潮文庫)ローマ人の物語〈26〉賢帝の世紀〈下〉 (新潮文庫)
映画「テルマエ・ロマエ」を見て再読。ハドリアヌス帝の終わり方がきれいで泣ける。ケイオニウスは碧眼であったのね。軟弱者とは元老院の弁か。もしかしたら、皇帝に相応しい人であったのかもしれないと思うと、映画の中ではちょっと損な描かれ方でした(笑)北村一輝は素敵に演じたと思うなあ。
読了日:05月02日 著者:塩野 七生
ローマ人の物語〈25〉賢帝の世紀〈中〉 (新潮文庫)ローマ人の物語〈25〉賢帝の世紀〈中〉 (新潮文庫)
映画「テルマエ・ロマエ」を見て再読。 ハドリアヌス帝の即位と、それに強く関わったとされるトライアヌス帝の皇后、プロティナにまつわる記述がおもしろかった(P32)「十歳は年上の女が ”弱くなる” 年下の男の条件」「女が夫に求める条件」のところ。 塩野さん流の冷静な男性観。きっぱり言い切った簡潔な文章が好き。
読了日:05月02日 著者:塩野 七生
ローマ人の物語〈24〉賢帝の世紀〈上〉 (新潮文庫)ローマ人の物語〈24〉賢帝の世紀〈上〉 (新潮文庫)
トライアヌス帝のダキア併合。蛮族に対する統治のアプローチはカエサルのそれとはまったく違うが、その土地を農耕生活に転換させることが、互いに共有が可能な価値観を生み出す、という点では同じ。 いかに継続した生活の安定を計る「勤勉」の考え方を持たせるかというのが鍵なのか。
読了日:05月02日 著者:塩野 七生
刑務所の中刑務所の中
マーガリンの塩っけと小豆の甘さとパンの炭水化物は、脳が拒否できない「うまい」ものだよね。それを制限されてるんだから、久々に食べるとたまらんだろうな。
読了日:05月01日 著者:花輪 和一
刑務所の中刑務所の中
食べること、眠ること、その合間の就業時間。自由をなくすことで、逆に生きることに必要最小限のことだけが残り、それらは国からしっかりと保証されている、というのは皮肉なことだと思う。 考えることを奪い、言われたことだけをやる日々の繰り返すことが罰。作者目線で描かれない「冬の一日」が印象に残った。
読了日:05月01日 著者:花輪 和一

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