2011年10月6日木曜日

【読書メーター】2011年9月

9月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:1929ページ
ナイス数:46ナイス

ちはやふる(11) (BE LOVE KC)ちはやふる(11) (BE LOVE KC)
北央との決勝戦、甘糟×ちはや。「2つの強さ」への探求と、一旦それを封印して速さを前面に出したちはや。まるで重い服を脱いだ悟空のような、大リーグ養成ギブスを外した星飛雄馬のような(?)、どこまで強くなるんだろうというワクワク感。トリップとか覚醒とか、ゾーンとかという言葉がぴったりくるよね。 メイクを落とした花野さんのシンプル顔に笑った。
読了日:09月25日 著者:末次 由紀
ちはやふる(10) (Be・Loveコミックス)ちはやふる(10) (Be・Loveコミックス)
ズルをしてでも試合に出たい筑波くん。控えの気持ちが描かれるのはスポーツ漫画の王道。 「才能」に人は憧れ、羨望の念をいだき、そして調子を崩していく。その魔法の言葉には、向きあうスタンスを決めておく必要がある、ということだと思う。太一くんの向き合い方はストイックだけどとても正しい。自分に矛盾を生じさせない。一方で「運」の存在は否定できないけど、それは別次元のお話なんだよね。
読了日:09月25日 著者:末次 由紀
もやしもん(2) (イブニングKC (126))もやしもん(2) (イブニングKC (126))
バーで働く亜矢さんの言葉が好きだ。「体調はいいか 語れる仲間はいるか 心配事は片付けたか ひょっとしたらおいしいお酒ってのは 舌で探して感じるものだけじゃないんじゃないかな」うん、心配事うにょうにょ考えてる時のお酒ってやけ酒になりそうでもったいないよね。すっきりさせて飲みたい。
読了日:09月14日 著者:石川 雅之
ルサンチマン 4 (ビッグコミックス)ルサンチマン 4 (ビッグコミックス)
カバー後ろの表紙、月子ってやっぱり幼顔なんだよね。それを好みだというのなら、自分の中に「未熟な」部分を見るようで痛い。 「現実」からは離れられないという既成概念を、もしそうじゃなければ?と見事に突いた作品だと思う。でも読んだ人は現実に戻ってきて絶望感とか、作者意地悪すぎるんじゃないかとw
読了日:09月11日 著者:花沢 健吾
ルサンチマン 3 (ビッグコミックス)ルサンチマン 3 (ビッグコミックス)
現実なのか仮想現実なのか。セックスまでできちゃったら、法律で取り締まりが入るレベルかもね。 第25話表紙のたくろーの笑顔がいい顔してる。
読了日:09月11日 著者:花沢 健吾
ルサンチマン 2 (ビッグコミックス)ルサンチマン 2 (ビッグコミックス)
いじめっこ長尾さんに同時に弱さを持たせるとか、登場人物を作るのうますぎる。 男の中にある女の子が月子なんだろうな。それを求めるのが男で利用するのが女。女子トイレトークは男からすると背筋が凍るよねw
読了日:09月11日 著者:花沢 健吾
ルサンチマン 1 (ビッグコミックス)ルサンチマン 1 (ビッグコミックス)
「かわいすぎる」からNG、という心理は、戦うことを避ける理由付けとしてごくごく昔からある感情だと思うけれど、AKBとか出てくる前にこういう形で言語化しているんだからすごいと思う。 渋谷をオタクの街にとか、現実感とのズレがおもしろい。「仮想現実」の先のお話。
読了日:09月11日 著者:花沢 健吾
リアル 1 (Young jump comics)リアル 1 (Young jump comics)
同じスポーツをするって、共通言語を持つということなんだろうね。車椅子バスケのプレイヤーとも、それでつながれる。そして同時にスポーツは人によって自分の中の位置づけが違う。願わくは、自分を強くするためのものとして置いておきたい。 バスケを共通項として、様々な人間模様が描かれていく話。その始まり。
読了日:09月11日 著者:井上 雄彦
かぶく者(8) <完> (モーニングKC)かぶく者(8) <完> (モーニングKC)
新九郎の隈取はほんと成功だと思う。だって笑っているように、舞台を楽しんでいるように見えるもの。二人を見る恋四郎が言う「二人とも”きれい”」が凄い表情。恨めしそう。 二代目生島新五郎襲名の話になってからは、思い切り物語をたたむ感じに入る。名場面続きなんだろうけど、読む自分が歌舞伎を知らないだけに凄さがわからないというアレな状態に。残念無念。
読了日:09月05日 著者:たなか 亜希夫
かぶく者(7) (モーニングKC)かぶく者(7) (モーニングKC)
ホラーぞ。月之介のお岩はホントホラー。一度死んだ月之介が復讐の念を原動力とするのは宗太郎と一緒。でも役がお岩だというところで、より鬼気迫る舞台になってる。 巻を通して続く緊張感がたまらない。
読了日:09月05日 著者:たなか 亜希夫
ふたりサッカー (ジェッツコミックス)ふたりサッカー (ジェッツコミックス)
J-Sportsの番組「Foot!」冒頭の1分間のようなエッセイ集。倉敷さんのサッカーに対する愛と感謝に溢れている。 この人の実況はサッカーを試合の中だけに限定しない。プレイヤーや監督らの背景や家族やルーツ、社会にかかわるいろんな出来事を絡めて実況してくれる。画面の中の試合を、僕らの生活につなげてくれるのだ。だからその試合に興味がなくても、チャンネルを変えられなくなる。そんな人が書いたエッセイ。 海外のいろんなコーディネーターの話が好き(#10)
読了日:09月04日 著者:倉敷 保雄,あらゐ けいいち
主に泣いてます(4) (モーニングKC)主に泣いてます(4) (モーニングKC)
泉さんを描いてるけどつねちゃんの恋の話。横恋慕、かー。久しぶりに聞いたけど今でも使える言葉だな。かっこいい。 スカイツリー伸びてきたね。
読了日:09月03日 著者:東村 アキコ
主に泣いてます(3) (モーニングKC)主に泣いてます(3) (モーニングKC)
つねちゃん、赤松くんがド変態であることを確認して機嫌が直るの巻。 美人をめぐって人が壊れていく様を描くのがうまいなぁ。なんたる観察眼。 柳寿司のおかみさんが突き落とすシーン。うん、泉さんはなんにも悪くないんだけど無害じゃないのよね。悪くないのにごめんなさいを言うと他人をイラつかせてしまう。それが八つ当たりだったとしても。
読了日:09月03日 著者:東村 アキコ
主に泣いてます(2) (モーニング KC)主に泣いてます(2) (モーニング KC)
トキばあ出てきてからボケに広がりが出たなぁ。やっぱボケはツッコミという解説があってこそだ。 「一番悪いのは泉さんじゃなくて・・・仁先生のはずでしょう?」テーマは不倫へ。駒ちゃんの投げっぷりと 仁嫁の壊れっぷりがサイコーですw
読了日:09月03日 著者:東村 アキコ
主に泣いてます(1) (モーニングKC)主に泣いてます(1) (モーニングKC)
大ゴマで出てくる美しい泉さんが見たくてページをめくる。やっぱり長くて黒い髪は女性らしさの要素なんだなぁ。こうの史代のマンガを思い出す。 コスプレ笑う。水木しげるのキャラクターが好き。でも度が過ぎて岡田あーみん方式とかww 「はみ子」の話。不必要に大きな声で笑う子って、自分はいじめられていないと主張しているのもあるんだろう。周りに「あなたは居場所はあるのか?」と。まあこのマンガ読んだからって、孤独で美しい子への励ましになるかはわからないけど。
読了日:09月03日 著者:東村 アキコ

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