2010年9月2日木曜日

見落としていたこと(ザッケローニ就任の件)

初めてサッカーについての投稿をしているけど、
なかなかにむずがゆいもので。


昨日の投稿で見落としていたこと。
それは、日本代表の市場価値。
監督を引き受けるということにおいて。


こちらから指導をお願いしたい監督が、
日本を率いたいと思っている監督かどうかは別の話で。

日本を強くすることこそが、
自身の評価となることだと思ってくれる
監督であるということ。
そして、給料。

今回、その点で
合意に至らなかった監督もいるのだろう。
それが、現在の日本の市場価値。


日本は、おそらく今回初めて
外へ出ていって監督を求める、ということを決めた。
初めて日本代表という商品を
外に向かって売りに出した、ということになる。

すでに日本のことを知る
内部の人間に託すばかりでは、
人材も枯渇してしまうだろうし、
それに、外に向かって「日本のサッカー」を
アピールすることにもならない。

原さんらスタッフは、
長い目で見て、日本代表のためになることを選んだ、と
いうことなんだと思う。

その結果、
ザッケローニが来てくれたということだ。
まさに「大冒険」が終わるころ、
日本代表の価値が今よりも上がっていれば、
それは成功のひとつの形となる。


この商談が
双方にとってよいものであるように。
Win-Winなんて、もともとありえない世界。
本番までに、対戦する相手を
食ってちぎって投げて、うまく負けて。
成長していってほしい。

日本代表にとって、そしてザッケローニにとって、
よい結果となりますように。

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