2012年2月2日木曜日

【読書メーター】2012年1月

1月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:2209ページ
ナイス数:33ナイス

新版 家を買いたくなったら新版 家を買いたくなったら
自分の住みたい家の理想をまずは掲げてみよう。そこに自分が過ごしたい人生を重ね合わせて、きちんと身の丈に合った家を買うことが幸せにつながる。あくまでも家はそれを実現するための「道具」なんだと。こういう基本的な物の見方に「気づき」をくれる本は好き。「ライフスタイルがまだ見えないあなたへ」というコラムもあったりして、筆者の考え方が見えておもしろかった。
読了日:01月29日 著者:長谷川高
社会不安障害のすべてがわかる本 (健康ライブラリー イラスト版)社会不安障害のすべてがわかる本 (健康ライブラリー イラスト版)
ナナメ読みして「不安」を表すイラストがたくさん(描く人大変だったろうな…)なのと、結局は薬物療法なのかな?と思ったけど、最後の克服のページにヒントがあったのでよかった。認知と行動パターンの見直しというのは基本なんだろうね。 他いろいろあるけど、相手と接するときの姿勢リラックスしていることが大事だ、というのはなるほどーと。例えば社交ダンスのような「見られる」ことを前提にした競技を習ってみるのは、効果があるように思うなあ。
読了日:01月29日 著者:
神の雫(7) (モーニングKC (1543))神の雫(7) (モーニングKC (1543))
焼き鳥と飲みたい「ドメーヌ・ド・ラ・ジャナス・コート・デュ・ローヌ」って・が多くね?w 藤枝さんのいい話。心に大きな穴が開いた時、そこに人恋しさが生まれる。お互いの関係がそこから進むかどうかは、タイミングによるところが大きいんだよなあ。
読了日:01月23日 著者:オキモト・シュウ
神の雫(6) (モーニングKC (1510))神の雫(6) (モーニングKC (1510))
ボルドー「5大シャトー」の一気飲みがおもしろかった。どれか1本でも、生きているうちに飲めればいいなと思う。 「総てのワインを奴はその卓越したイマジネーションで表現し、ワインに命を与えていったんじゃ」という存在が、日本酒の世界には存在するのかなあ。新しいお酒を紹介する象徴のような人。「パーカーポイント」はたとえ偏っているとしても、ワインをわかりやすーく紹介する一端を担っている。日本酒にもそういうのがあれば、もっと飲まれるかもしれない。 長介の失恋の仕方がかっこよかったね。
読了日:01月22日 著者:オキモト・シュウ
正しく知る不安障害 ~不安を理解し怖れを手放す~ (ぐっと身近に人がわかる)正しく知る不安障害 ~不安を理解し怖れを手放す~ (ぐっと身近に人がわかる)
不安という感情は、危険な状態へのセンサーだということ。察知したならば、適切に対処して危険をなくす。それが不安の活用のしかた。不安を恐れて排除しようとしてはいけない(それは自然なことではない。) あとがきを読んで思ったけど、技術評論社はこういう解説本を作るのがうまいよなあ。
読了日:01月18日 著者:水島 広子
小さなカフェ、はじめました小さなカフェ、はじめました
その街に、その場所に、どういうお店を作るか。失敗するかもしれないというリスクを背負いながらもお店を開く人たちにはほんと尊敬する。 本ならば当然だけど、ここに載っている特色あるお店たちが、その後も維持できているのか、という時間軸の目線で読めるのも興味深いです。
読了日:01月17日 著者:竹村 真奈 (TimemachineLabo.)
小さなお店、はじめました special小さなお店、はじめました special
いかに常連さんを増やすか。お店という空間でコミュニティを作ってもらい「口コミ」で広げていくこと。そういう場をどうやって作っていくか。 某焼き菓子屋さんの開業費用にびっくらこいた。
読了日:01月17日 著者:竹村 真奈
小さなお店、はじめました小さなお店、はじめました
写真がきれい。お店の外観、内装、取り扱うアイテム。「こんな世界を作りたいな」と思う。そしてそれをお店にして、生活の大部分を費やす時間(=仕事)とできればなんて素晴らしいだろう、と。 シリーズの中でも、そういう「何か始めたい」に重点が置かれているように思った。
読了日:01月17日 著者:TimemachineLabo.
海月姫(8) (講談社コミックスキス)海月姫(8) (講談社コミックスキス)
ファッションブランド立ち上げが具体的になってきた。生産管理とか出てきてすっかり仕事の話だなーと。ジジ様かっこいい。見せ場持っていったね。 アウトレットの試着の場面、おしゃれ好きな作者は描くの楽しいだろうなあ。月海がかわいい服着るの見るのは(少女マンガの自己投影なだけに)読む方も楽しい。しかし花森さんタカリすぎw
読了日:01月10日 著者:東村 アキコ
サイボーグ009 (1) (秋田文庫)サイボーグ009 (1) (秋田文庫)
映画化されると聞いて借りてきた。物語を時系列で読もうとしたのだけど、文庫って話を抜粋した構成されてるのね… キャラクターが多彩。おどけ役の張々湖にもきちんと見せ場を作るとか楽しい。恐竜、宇宙、科学技術、古代の逸話。描かれた当時(エッダ編は'76年とのこと)の読者、少年たちは、未知のものに憧れや興味を抱いていたんだろうなあ(一方で現在のマンガは、実際の職業とか競技とかを、より緻密に描くことが面白味になってると思う。)
読了日:01月07日 著者:石ノ森 章太郎
MASTERキートン (5) (ビッグコミックス)MASTERキートン (5) (ビッグコミックス)
久しぶりに読んだ。『ノエルの休戦』のMr.山本や、キートンの自己紹介「いや、半分は悪名高き日本人です」に表されるように、商業的に日本人が台頭し、世界から嫌われている時代。南アフリカではアパルトヘイト政策が進行中だったりと、その当時の世相と、人間の物語とがうまく混ぜ合わされた短篇集。ジプシーに関わる3話は大作だと思う。 浦沢直樹は人の顔、表情を描くのがほんとうまいなあ。
読了日:01月04日 著者:勝鹿 北星,浦沢 直樹
純潔のマリア 1 (アフタヌーンKC)純潔のマリア 1 (アフタヌーンKC)
2巻を読み始めたらこの巻の内容をさっぱり思い出せないのでもう一度。「己の幸福と世界の幸福 そなたの天秤で計るがいい」ってものすごい難題。しかしこの人に男色描かせたら最高おもしろいなw ひゃー、カバー裏がこれまた凄い綿密な絵ね。…と、再読でも発見がたくさん。
読了日:01月04日 著者:石川 雅之

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