2012年2月4日土曜日

もやしもん1巻(再読)


最近、農大のチーズ講座などに出た。
そこでも話題になるのはやっぱり菌たちの話。

久々にもやしもんを読みたくなったので再読した。
自分もビール的飲料をつくってみたりしたのもあって
知識が増えてきた分、また愉しみも違ってきてることに気づく。

以下、感想をつらつらと。
(まとまってない)


「造る過程でこんな段階があるのか?」(川浜)
微生物の力を借りるときに常に付いて回る不安だよなー。
言葉も使えないので、人と仕事するのとも違う。


チーズ作るのに必要なレンネットを取るために、
大量の仔牛が必要だった、という逸話はこの巻でしたか(第11話)


石川さんの作るのは話ありき。
言いたいことに、どうつなげていくかを考えてるのは
1巻からなんだなと。
絵はまだ固くて、今と比べて、特に服への描き込みが少ない感じ。


除菌スプレーってつまりアルコール?


火落ち菌って乳酸菌なんだよね。ヤクルトとかとのイメージが全然違う。
つまりは、日本酒づくりには邪魔になる菌だということなんだな。


これ完全に1、2話でつかみはOK!としたんだなあ。
それからいかに離さないように話を作ってきたんだと。すげえ。
作者もどっかで言ってたけど、変に事件を起こしたりとかしなくて
正解だったんだろうな。


沢木は最初で活躍した以外は、だんだん影が薄くなっていく感じ。
物語って主人公に感情移入させる「べき」ものでもなく、
その周辺を中心に話が進んでもいい、ということなんだろうな。

主人公はその人がいなければその「世界」が成り立たない存在。
「菌が見える能力を持つ沢木」これがこの世界に必要不可欠なもの。

あとは自由にやっていいよ、ということなんだろう。
話の筋(言いたいこと)だけを用意してあげれば、
キャラクターたちは勝手に動いていく、ということだろうか?
作者には、そのキャラクターたちと仲良くやっていく術が必要なんだと思う。


火落菌を完璧に撃退したい。それが蛍の目標なんだな。
ゴスロリ娘になってしまってからはすっかり忘れていたけれどw


欄外で紹介される菌の名前がローマ字(ラテン語)ママなのは、
きっと国や地域、言語によって呼ばれ方が違ってくるからなんだろうな。

オリゼー達は日本で呼ばれることが多いから、
カタカナで呼び方を「固定」できるんだろう。
ヨーロッパの言語の由来になっているラテン語って、ほんとおもしろい。と思う。



まったくまとまってない。わはは、はー。

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