2011年5月3日火曜日

[読書メーター]2011年4月

4月の読書メーター
読んだ本の数:28冊
読んだページ数:6629ページ

美咲ヶ丘ite 1 (1) (IKKI COMICS)美咲ヶ丘ite 1 (1) (IKKI COMICS)
素朴だけど真っすぐでいい話たち。「ボクシング・ママ」武力は何にも優ると思う。正しく使われさえすれば。 ダメなことはダメ、いいことはいいと素直に言うためには勇気が必要。そこに至るまでのドラマが描かれている。
読了日:04月30日 著者:戸田 誠二
ルート225 (シリウスコミックス)ルート225 (シリウスコミックス)
志村貴子の淡白な絵は、中学生くらいの少年少女にしっくり来ると思う。これからどんな大人にもなりうるような、危うい感じも含めて。エリは映画では多部ちゃん。
読了日:04月30日 著者:志村 貴子
新装版 茄子 下 (アフタヌーンKC)新装版 茄子 下 (アフタヌーンKC)
借金取りとの会話、女の子が大人。どの話も底辺にはお金があって、それがしっかりと茄子の根で結びついてるように思う。富士山では引っこ抜かれたけどね。
読了日:04月30日 著者:黒田 硫黄
新装版 茄子 上 (アフタヌーンKC)新装版 茄子 上 (アフタヌーンKC)
ふつうはこの普通な野菜を共通テーマで扱わないw どの話もどの場面の会話のやりとりも映画的で、コマの間で考えてしまう。図書館で借りたけど(置いてある区立図書館ありがたい)手元に置いて何度も読みたいなぁ。「花も実もある歳なのに 守銭奴みたいですか私」
読了日:04月30日 著者:黒田 硫黄
GIANT KILLING(5) (モーニングKC)GIANT KILLING(5) (モーニングKC)
大ゴマつかった椿の視界は「一皮むけた」感が伝わってくる。がんばれ。のんびりとしたカルロスとゼウベルトの会話が逆に緊迫を際立たせていて好きなシーン。 戦術は相手にばれてからが勝負。そこからさらに考えて、相手を出し抜けたときに、一枚上手といえるんだな。
読了日:04月30日 著者:ツジトモ
エスパー魔美 (2) (小学館コロコロ文庫)エスパー魔美 (2) (小学館コロコロ文庫)
「理くつじゃないんだよ、人をしんじるってことは。」高畑泣かせる。コンポコとの話も好き。
読了日:04月30日 著者:藤子・F・不二雄
働きマン(4) (モーニングKC)働きマン(4) (モーニングKC)
松方のお父ちゃんカッコいいよね。5巻出ないまま3年ぶりの再読。自分は成長しているだろうか、と。
読了日:04月25日 著者:安野 モヨコ
働きマン(3) (モーニングKC (1550))働きマン(3) (モーニングKC (1550))
それぞれのプライド。みんな自分に誇りを持っている。仕事をしない(と周りから見られても構わない、と思っている)人も誇りを持っていて、その貫き方を見せるのがうまいなぁ。すごいぜ安野モヨコ。
読了日:04月25日 著者:安野 モヨコ
働きマン(2) (モーニングKC (1453))働きマン(2) (モーニングKC (1453))
各話、うまくてうまくてうまいんだけど、なんかもやもやする。営業の彼には共感した。高尾山に登ってみたい。
読了日:04月25日 著者:安野 モヨコ
働きマン(1) (モーニングKC (999))働きマン(1) (モーニングKC (999))
みんなワーカホリックなカッコ良さ。このマンガ読んでるとタバコ吸いたくなる。ひがむ男にだけはなりたくないねぇ。
読了日:04月25日 著者:安野 モヨコ
シャカリキ! (7) (小学館文庫 (そB-18))シャカリキ! (7) (小学館文庫 (そB-18))
「スピードが・・・スピードがおちないっ!」曽田正人はひらがなを使うのがとてもうまい。ツールドおきなわ熱いんかなぁ。観に行きたい。
読了日:04月25日 著者:曽田 正人
大奥 第6巻 (ジェッツコミックス)大奥 第6巻 (ジェッツコミックス)
綱吉の最期に至る静かな流れが印象に残る。 間部詮房とか江島とか、江島生島事件に関わる人物が出てきた。それだけでニヤニヤしてくるのはなんでだろうね。おもしろい。 家宣が男前すぎて参った。見習いたい。
読了日:04月24日 著者:よしなが ふみ
さよならもいわずに (ビームコミックス)さよならもいわずに (ビームコミックス)
思い残したことを恐れずに、あくまで主観的に描いているから、最後まで読み通すことができたと思う。テーマが作者の身近な人の死。少しでも手加減があれば、読み手にとっては他人事になってしまうから。 上野顕太郎のマンガは読んだことはないが、きっとまったく違うトーンなんだろうな。 そのくらいの振り幅というか、濃さがある。 「何故あなたではなく・・・」にはぞっとした。人はこうして他人には冷たくなれる。それは自然なことだと思う。
読了日:04月24日 著者:上野 顕太郎
かぶく者(2) (モーニングKC)かぶく者(2) (モーニングKC)
都之江せつない。「百年早い!」の年月は、稽古で心を磨く時間ということか。恋四郎の含蓄。 額から血を流しながら笑うシンちゃんかっこいいね。 絵がうまいぜー。しかしめっちゃハードル上がってるのでドキドキだー。
読了日:04月24日 著者:たなか 亜希夫
かぶく者(1) (モーニングKC)かぶく者(1) (モーニングKC)
おもしろい。歌舞伎を観たことがないことが悔やまれる。ストリート歌舞伎は(あり得ないらしいけど)その様子も台詞の調子も、観客になってその場で見ているようだった。 見えないものを見せることができるマンガって技法は、こういう題材にほんと合ってると思う。
読了日:04月24日 著者:たなか 亜希夫
ガラスの仮面 (第28巻) (花とゆめCOMICS)ガラスの仮面 (第28巻) (花とゆめCOMICS)
亜弓さん、劣等感を植え付けられる役が板についてきて泣ける。 速水さんが笛ストロー吹いてピー。「きょうのあなたはヘンですよ」まったくだ。 それはともかく、狼の生体についてしっかり分析されていてこの辺りの細かさはすごいなぁと。
読了日:04月24日 著者:美内 すずえ
ガラスの仮面 (第27巻) (花とゆめCOMICS)ガラスの仮面 (第27巻) (花とゆめCOMICS)
オリゲルドは基本白目なのね。。 登場人物の口を借りた状況説明が多く、物語に力が入っているのがわかる。ただ比較対象(普通の人)が入らないのでマヤ&亜弓のすごさが伝わりづらい。 「なぜ自分の不幸に気づかないの・・・?」のやりとりはいいシーン。桜小路くんはいつの間にか有名人に。
読了日:04月24日 著者:美内 すずえ
ガラスの仮面 (第26巻) (花とゆめCOMICS)ガラスの仮面 (第26巻) (花とゆめCOMICS)
客席の体感温度さえ変えてしまう二人の演技。それをマンガで表すのはさらに難しいよなぁ。
読了日:04月24日 著者:美内 すずえ
魔法の発音 カタカナ英語魔法の発音 カタカナ英語
これは余計にあたまがコンガラガル。頭の中ではカタカナに直してないんだよなぁと。でも実際に声に出して読むとそれっぽくなる不思議。
読了日:04月18日 著者:池谷 裕二
七色いんこ (4) (秋田文庫―The best story by Osamu Tezuka)七色いんこ (4) (秋田文庫―The best story by Osamu Tezuka)
ピグマリオンだ。マイフェアレディ。 玉サブローが擬音に触ってる。楽しい。いんこ、目の動きなしでは表情を出すのは難しいんだろうな。それにしても千里刑事の服ってボディコン。。
読了日:04月18日 著者:手塚 治虫
考える技術 (講談社文庫)考える技術 (講談社文庫)
「タンザニアに半年出張するとして、リュックはひとつ。その中に何をいれますか?」この問いを、自分に対する定期テストとしたい。
読了日:04月18日 著者:大前 研一
SLAM DUNK 19 (ジャンプ・コミックス)SLAM DUNK 19 (ジャンプ・コミックス)
中ー外ー中が決まるシーンはまるで映像で観ているかのよう。リズム感がリアルすぎる。 コートサイドの人たちのセリフや反応もいい。流川の3Pを見た牧が「不敵…!!」というシーンはああすげえプレーしたなと胸をはれる気になるし、やきもきする不良3人組を見て、花道はまだ出番じゃないのねと思ったりw
読了日:04月10日 著者:井上 雄彦
エスパー魔美 (1) (小学館コロコロ文庫)エスパー魔美 (1) (小学館コロコロ文庫)
魔美がのび太と違うのは、中学生・女の子というところで。物語がそれなりに大人向けになっていて、感情のやり取りや、(男/女)性を絡めて物語が構成されている感じ。パパや高畑とのセリフ交換がとてもおもしろい。魔美がコンポコに油揚げをやるシーンが好き。これが母性というものかと。
読了日:04月10日 著者:藤子・F・不二雄
名コピーライターが明かす文章上達トレーニング―話すようにスラスラ書ける5つのステップ名コピーライターが明かす文章上達トレーニング―話すようにスラスラ書ける5つのステップ
話し言葉から推敲をしていく。簡潔に、要点を明確にして。「わかりやすさ」(これはもう少し説明がほしかったけど)が何よりも優先される。など、いくつも例題を使ってトレーニングをする形式。 ストーリーを作ることにも触れている。 題材に新聞社の古いコラムが続くのはご愛嬌かな?
読了日:04月09日 著者:田村 仁
築地あるき築地あるき
この本で好きなのはお店を楽しむスタンス。どのお店でもここが楽しい、というところを見つけようとする視点が優しい。 値段が高いからと言って「CPが悪い」とは言わない。 嫌な気持ちになりそうなことでも、この角度から見るとおもしろいよと。せっかく食べるのだから、楽しくありたい。ほのぼのとした絵と相まって、そういう気持ちが伝わってくるかのよう。 で、せっかくなので寿司大に行ってみたい。それと冒頭の築地場内/場外/周辺のマップが便利。
読了日:04月05日 著者:おざわ ゆき,渡邊 博光
容疑者Xの献身容疑者Xの献身
おもしろかった。石神の愛の深さ、純粋さに靖子が心を動かされたことが、石神の(敗北につながる)唯一の計算外だったんだろうな。 映画の雪山のシーンって、本では出てこなかったのね。
読了日:04月03日 著者:東野 圭吾
夏子の酒 (12) (モーニングKC (244))夏子の酒 (12) (モーニングKC (244))
「これか!? 夏子!! これか・・・!!」 夏子の常人を超えた味覚と葛藤。それを支えるのが和子義姉さんとか、話が収束するまでの流れが見事。兄さんに捧げる酒ができてよかった。じっちゃんほんとお疲れさまでした。 美泉の内海さんへの別れの言葉が巧みすぎて泣ける(内海さんが)
読了日:04月03日 著者:尾瀬 あきら
夏子の酒 (11) (モーニングKC (240))夏子の酒 (11) (モーニングKC (240))
この巻もじっちゃんの様子にハラハラさせられた。でもこうじゃなきゃバトンはつなげないよなぁ。 そして松尾さまの巫女になった夏子、女性の魅力を使いまくり。いくらお酒造りのためとはいえ、こんなオープンな打ち合いのような三角関係も珍しい。
読了日:04月03日 著者:尾瀬 あきら

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