2012年9月2日日曜日

【読書メーター】2012年8月

8月の読書メーター
読んだ本の数:25冊
読んだページ数:4985ページ
ナイス数:90ナイス

のだめカンタービレ(24) (講談社コミックスキス)のだめカンタービレ(24) (講談社コミックスキス)
オペラ編。技術があるなら自分で場を作ろうとするブー子菅沼、けっこう好感持てる。のだめ危うし(笑)それにしても黒木くんはターニャに何したんだろうね。「有名になっちゃえば振らせてもらえるわよ」エリーゼの言ってること合ってる。認知されることが必要だと。数をこなすとは、そういうことも含めての戦略なんだな。
読了日:08月30日 著者:二ノ宮 知子
のだめカンタービレ(23) (講談社コミックスキス)のだめカンタービレ(23) (講談社コミックスキス)
本編最終巻。冒頭の親子の会話が好き。父ちゃんの身勝手なペースは確実に話を進めてくれるし、真一にとっても救いになったんじゃないか。音楽にかかわらず誰かと目指す道は、夜の話と遠からずだと(笑) ヤドヴィはのだめを過去と戦わせるために出てきたのか。最後はみんな大団円。
読了日:08月30日 著者:二ノ宮 知子
動物のお医者さん (2) (花とゆめCOMICS)動物のお医者さん (2) (花とゆめCOMICS)
これだけ着実に時間が進むマンガも珍しいなあ。チョビはもう巨大だ。菱沼さんと菌。梅毒って怖い病気だ(調べた)。ちょっとメルヘン入って川原泉っぽい?というか当時の型なのかな。割と好き。H大学を実際に地図で見たらその広さにびっくらこいた。
読了日:08月30日 著者:佐々木 倫子
動物のお医者さん (1) (花とゆめCOMICS)動物のお医者さん (1) (花とゆめCOMICS)
チョビ、ミケ、スナネズミに家畜たち。様々な動物のエピソード。動物を飼うって大変。もやしもんでも見た直腸検査もさり気なく出てきたりとすごいな獣医学部と思う。後の「Heaven?」などでみた膨大な取材量というのは、この頃からだったんだな。/ハムテルが妙に冷静で頼もしい。
読了日:08月30日 著者:佐々木 倫子
大奥 第5巻 (ジェッツコミックス)大奥 第5巻 (ジェッツコミックス)
「みな上様に恋をしている」のに、その気持ちは国主という立場ゆえにすれ違う矛盾。生類憐れみの令、赤穂浪士討ち入りという歴史がうまく絡められる。綱吉に能力があることもまた哀しい。吉保の豹変にはゾクゾク。
読了日:08月28日 著者:よしなが ふみ
大奥 第4巻 (ジェッツコミックス)大奥 第4巻 (ジェッツコミックス)
家光の治世が終わり、家綱を経て綱吉へ。有功が暇を願い出てあまりにも家綱が不憫なんだけどどうだろう。甘い顔の綱吉&キリッとした美人の出羽守吉保コンビ。右衛門佐は油断ならない感じがプンプン。
読了日:08月27日 著者:よしなが ふみ
大奥 第3巻 (ジェッツコミックス)大奥 第3巻 (ジェッツコミックス)
松平信綱と娘・輝綱との会話が微笑ましく哀しい。 家光は側室が増える度に静かに忍耐を学び、子を持つことで他人への慈しみを覚える。人が強くなる様。そして春日局の死去。時代が大きく動く。
読了日:08月27日 著者:よしなが ふみ
大奥 (第2巻) (JETS COMICS (4302))大奥 (第2巻) (JETS COMICS (4302))
女家光の過去に裏打ちされた性格。人間の辛い哀しい部分を救うためのお坊さんである有功。「なんと可愛らしい 私だけの上様」二人の慮りが噛み合って関係が深まっていく。/しかしこれどう映像化するんだろう…
読了日:08月27日 著者:よしなが ふみ
大奥 (第1巻) (JETS COMICS (4301))大奥 (第1巻) (JETS COMICS (4301))
家光の時代から吉宗までの80年。人の寿命を越える歳月は、国のあり方を一変させて記憶すら失わせる時間なんだ。「お願いだ それ以上言わねえでくれ 心が曇る!」水野の真っ直ぐな性格に惹かれる。
読了日:08月27日 著者:よしなが ふみ
東京もぐもぐおいしいもの探し東京もぐもぐおいしいもの探し
面白かった。読みやすいし、何より「おいしそう」という気持ちを育てるのが楽しい。食べものは場所だったり雰囲気だったり、一緒に行く人によっても、おいしいと感じる度合いが違ってくる。この本のように事前に想像することで、おいしいと感じる(または期待しすぎてがっかりする)要因になったりするんだろうな。 こういう絵日記かけたらなあ…
読了日:08月25日 著者:たかはし みき
のだめカンタービレ(22) (講談社コミックスキス)のだめカンタービレ(22) (講談社コミックスキス)
新しい曲を「学ぶ楽しさ」が幅広い表現につながる。のだめにとっては音楽を感じることこそが表現の元で、まだ上限じゃないんだと。オクレール先生はそれを教えたかった。 ついに千秋父ちゃん出てきた。締めだなあ。
読了日:08月25日 著者:二ノ宮 知子
のだめカンタービレ(21) (講談社コミックスキス)のだめカンタービレ(21) (講談社コミックスキス)
そうか。Ruiは千秋が好きだから、のだめの思い描く演奏のイメージと同じ方向のモノになってしまったのか。のだめはそれを感じ取りすぎた。そして悪魔のミルヒーが忍び寄る。
読了日:08月25日 著者:二ノ宮 知子
のだめカンタービレ(20) (講談社コミックスキス)のだめカンタービレ(20) (講談社コミックスキス)
「2年も恋人と離れて頑張ってきた人/わたしはどうしてもっと時間を大事にしなかったのか」この巻のターニャは自分の気持ちに誠実。のだめはもっとできる子と、まわりが守り立ててくれるから羨ましい。「のだめさん!ハイ?」は笑ったなあ。
読了日:08月25日 著者:二ノ宮 知子
のだめカンタービレ(19) (講談社コミックスKiss (673巻))のだめカンタービレ(19) (講談社コミックスKiss (673巻))
「同情するなら金をくれ」やっぱのだめがフランス語を話せてるってのはずるいよなあ。 会ってなくてもだいじょうぶ。清良と峰くんの関係は健康的だよね。
読了日:08月25日 著者:二ノ宮 知子
おたんこナース (6) (Spirits healthcare comics)おたんこナース (6) (Spirits healthcare comics)
看護学生(すみません64回)、噂、症例検討会、恨みの話はマサコが脱落するところで泣いた。悪意や恨みは何も生み出さない。それすらわかっていてなお、恨むことをしますか。最終話も完成するまで紆余曲折だったみたいで(笑)自分のキャリアと性格が、存在価値を決めるんだ。
読了日:08月18日 著者:佐々木 倫子
おたんこナース (5) (Spirits healthcare comics)おたんこナース (5) (Spirits healthcare comics)
脳卒中、アルコール中毒、糖尿病、嚥下障害のリハビリ、褥瘡。心細いのに誰も助けがないという不安。病気は不安との戦い。 医療は論理だけど、なぜか論理通りにいかないことに人間の不思議があって、それを看護という仕事が埋めているのだろうな。
読了日:08月17日 著者:佐々木 倫子
おたんこナース (4) (Spirits healthcare comics)おたんこナース (4) (Spirits healthcare comics)
祖母のお葬式、サービス業と看護(白血病)、大きな組織の顔の見えないやりとり、お正月勤務、パーキンソン病。この巻もどれも読み応えのある話ばかり。看護婦(師)という仕事はすごくカッコイイと思います。
読了日:08月14日 著者:佐々木 倫子
おたんこナース (3) (Spirits healthcare comics)おたんこナース (3) (Spirits healthcare comics)
入院患者内でのいじめ、糖尿病、看護学校寮(怖ぇ)、胃潰瘍からのノイローゼ、痛風、同業者の入院。 ところで女に夢中になる男が「バカ」に見えるのは、浅はかさを感じるからだろうな。性に対する欲求は、それ以上単純化できないものなだけに。しかし痛風はつらそう。
読了日:08月14日 著者:佐々木 倫子
パイナップルarmy 1 (ビッグコミックス)パイナップルarmy 1 (ビッグコミックス)
戦争のアウトソーシング。民間軍事援助組織は1990年代から広まり始めたそうだけれども先取りしてたということかな?ミリタリーな表現はマスターキートンを思わせる。素人目にもはちゃめちゃな話はあるけど(ミゲール…)一話完結のおもしろさは気軽でいい。人気あっただろうなあ。
読了日:08月13日 著者:工藤 かずや
日本人の知らない日本語2日本人の知らない日本語2
いろんな生徒がいるだろうな。生徒たちも、日本に来ていろんな体験をするのだろう。なるべくいい経験ができますよう。日本を好きになって帰ってほしいと思う。/万葉仮名のくだりは笑った。
読了日:08月07日 著者:蛇蔵,海野凪子
わたぶんぶん―わたしの「料理沖縄物語」 (〈文明の庫〉双書)わたぶんぶん―わたしの「料理沖縄物語」 (〈文明の庫〉双書)
沖縄出身の両親を持つ著者の、料理でつむがれたエッセイ。自分のルーツを探っていく様は、筆者自身の思い出と、客観とが絶妙に織り交ぜられていてとても読みやすい。コロニア・オキナワの話、ボリビアで食べるひーじゃー汁はどんな味がしただろう。
読了日:08月07日 著者:与那原 恵
おたんこナース (2) (Spirits healthcare comics)おたんこナース (2) (Spirits healthcare comics)
慢性肝炎、肝硬変。霊安室。生理痛。とび職の坂田さんの話、小児科の崇くん。病気はもちろん大変だけれど、その状況で生まれる恐怖、寂しさとどう向き合うか、という話が多かったように思う。
読了日:08月07日 著者:佐々木 倫子
おたんこナース (1) (Spirits healthcare comics)おたんこナース (1) (Spirits healthcare comics)
「Heaven?」からさかのぼってこちらへ。病院を題材にした物語。採血、緊褌一番、尿測、一時的な認知症、心電図、大部屋。このひとは大勢の登場人物を操るのがうまいなあ。イキイキしてる。告知の話は胸が詰まる。
読了日:08月07日 著者:佐々木 倫子
臨死!!江古田ちゃん(6) (アフタヌーンKC)臨死!!江古田ちゃん(6) (アフタヌーンKC)
笑う量が少なくなったのは、それだけ慣れたということだろうか。でもネタの骨太さは変わらない。変態の矜持を持つジェームズさんが笑った。モッさんの露出への感謝はほんとそう思うw
読了日:08月07日 著者:瀧波 ユカリ
すみれファンファーレ 1 (IKKI COMIX)すみれファンファーレ 1 (IKKI COMIX)
丁寧なマンガらしい絵。導入話から広島の父親に会いに行く話だからか、どこかこうの史代を思い出した。子ども目線で精一杯気を遣う菫ちゃんの行動が温かい。そしてさり気なく出てくるご飯がとてもおいしそう。
読了日:08月06日 著者:松島 直子

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