2011年9月1日木曜日

[読書メーター]2011年8月

8月の読書メーター
読んだ本の数:10冊
読んだページ数:2024ページ
ナイス数:66ナイス

かぶく者(6) (モーニングKC)かぶく者(6) (モーニングKC)
それに認められることで、続いていること、型を崩さないことが価値となる。重要無形文化財とは何だろうと思う(とてもリアリティがある)。 一方で、野にあり続けた落語にしても、他の娯楽に押されつつも続いているのは、人々に受けいられる型を生み出しているからだろうと。 精神のバランスを崩した新九郎が何かを掴んで一気に舞台へ現れたものだから、どうなることやらハラハラ。
読了日:08月21日 著者:たなか 亜希夫
弱虫ペダル 12 (少年チャンピオンコミックス)弱虫ペダル 12 (少年チャンピオンコミックス)
「にゅるっ」とやっぱり妖怪でござる、御堂筋。 山岳ステージが決着。勢いのある絵とフキダシを使わない心の声が重なりあう。場面のスピード感が増す。ちょっと羽海野チカのマンガの描き方にも似てると思う。うまいなぁ。
読了日:08月21日 著者:渡辺 航
街角花だより (アクションコミックス)街角花だより (アクションコミックス)
花が繋ぐりんさんと店長のショートストーリー。初期の「明石版」もあるのがおもしろいね。 りんさんの長いまつげ。髪のうねり。こうの史代の描く美人の記号が大好きだ。誰でもなくて、頭の中で誰にでもなる。 しかしデンファレって略名称だったのかー。
読了日:08月20日 著者:こうの 史代
エスパー魔美 (6) (小学館コロコロ文庫)エスパー魔美 (6) (小学館コロコロ文庫)
魔美の「なーんだ。ライオンかと思ったらシャブシャブよ。」が名言すぎるw 芸術や作品におけるリアリズムへの対し方、すごく的確な距離感だと思う。勧善懲悪的にすぎるところはあるけれど、ストーリーの作り方、収め方はやっぱり抜群にうまいよなぁ。完結。おもしろかった。
読了日:08月20日 著者:藤子・F・不二雄
モテキ(4) (イブニングKC)モテキ(4) (イブニングKC)
締めくくりは小宮山夏樹の巻。パンツ見せながら、島田といると本当に楽、とか言うのはホントどうかと思うw 一方で「本当の私」なんてどうでもいい、という話はホントそうだと思う。 作品タイトル、内容で行けば『失恋の方法』かもなぁ(キャッチーじゃない) 夏樹が別れ際に言い放った言葉がとても気になる。
読了日:08月15日 著者:久保 ミツロウ
アイアムアヒーロー 3 (ビッグコミックス)アイアムアヒーロー 3 (ビッグコミックス)
比呂美ちゃんのしぐさや話し方は人の善意が感じられるんだけど、今起きている異常事態とはアンマッチな感じが強くて。英雄のキセルも、タクシーの支払いも「それどころじゃない」のに真面目にやろうとして生まれる喜劇。けれど周りは人がどんどん死んでいく。 でも英雄の内向的なシーンは苦手だなぁ。
読了日:08月15日 著者:花沢 健吾
テルマエ・ロマエ III (ビームコミックス)テルマエ・ロマエ III (ビームコミックス)
まんじゅうを食べるルシウス、ラーメンを食べるルシウス・・・ルシウスの顔でグルメ漫画の新しい境地を開いたような気がするw コラムで作者自ら「風呂アドベンチャー」って紹介していて笑ったwww でもこの表紙、いいよねえ。
読了日:08月08日 著者:ヤマザキマリ
テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)テルマエ・ロマエ II (ビームコミックス)
金精神の話に出てくる知恵ちゃんが色っぽすぎて、読んでるこっちが恥ずかしいですw いやーこの巻も風呂だらけ湯けむりだらけ。お風呂入りたくなるね。
読了日:08月08日 著者:ヤマザキマリ
3月のライオン 6 (ジェッツコミックス)3月のライオン 6 (ジェッツコミックス)
羽海野チカはすごいところで戦っている。題材も、表現も。「モン教」にはただただ笑った。深刻な話に散りばめられた安心感。救われる。 二海堂の暑苦しさが苦手だった。ただ鬱陶しいと思ったけれど、それは違った。自分の頭をかち割ってくれた桐山に、 親身になってそれを気づかせようとする視点の高さゆえのことなんだ。ただやり方が暑苦しい(やっぱりw)だけで。こういう友人がいるということは貴重だね。れいくんが羨ましい。
読了日:08月08日 著者:羽海野チカ
3月のライオン 5 (ジェッツコミックス)3月のライオン 5 (ジェッツコミックス)
着々と、将棋の対戦が続いていく。れいくんは普通の高校生よりも、考えを割かなければいけないことが多すぎる。ただそう言うことだと思う。 れいくんの欲。自分の欲と正面から向き合うことって実はとても大事で。いつか、順当にいけば、なんて思ってるうちは、そんなもの実現しないのだ。恥ずかしくてもみっともなくても取りに行け、ということ。まずはそれを自覚するところから。 そしてひなちゃんの戦いが始まる。
読了日:08月07日 著者:羽海野 チカ

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